2017年-シンガポールで食べるなつかしい味

2017.04.19 Wednesday

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    皆さま、ご無沙汰してすみません。例年より寒い朝夕が続いた軽井沢も、やっと

    安定して暖かくきれいな青空で心地よい日々が続いています。

     

    毎年恒例の買い付けの旅で、3月に再びマレーシアとシンガポールに行きました。

    その中で書き留めた、食のメモからいくつかを数回に分けて書いてまいります。

    その内容を、こちらのブログにアップさせていただきます。

     

     

     

     

    本日はシンガポールのローカルフードでスープトゥラン(Sup Tulang)をご紹介します。

    この料理は、赤いソース(トマトソース)で煮込まれたマトンの大腿骨のお肉と骨の中の髄を

    バゲットの薄切りと食べるものです。スープというよりはたっぷりのグレビーソースといった

    かんじですが、このソースを現地のバゲットで取りながら食べれば最後まで楽しめて、

    お皿もピカピカになります。

     

     

     

     

    一緒に食べるバゲットです。ソースがおいしい!!

     

     

     

     

    クローズアップしますと、骨がすごいです。

     

     

     

    そして、何よりユニークなのは骨の中にはトロリとした髄が入っていて、それをストローで吸うのです。

    この料理の美味しさは煮込み料理の味の濃厚さと醍醐味ですね。マトンのにおいは気にならないほど、

    お肉が柔らかくて、骨髄がおいしいのです!! 10年シンガポールに住んでいましたが、

    「明日はやるぞ!燃えなきゃだめだな」というときに、無心に肉にかぶりつき骨髄を吸うのです。

    そう、牛の骨髄で思い出しましたが、牛のテールのスープや、ビーフシチューもパワーアップにピッタリ

    の料理ですね。

     

    このお料理の不思議なところは、コラーゲンたっぷりなのに脂っこくない点です。お店の人(インド人)

    聞いたら、マトンの脂は独特のにおいを感じさせるので小さなナイフを使って丁寧に掃除するそうです。

    ところで、こんな巨大な骨はシンガポールの市場では見かけたことがありません。

    ではどこからこの骨を調達しているのでしょうか・・・マレーシアから来ているのです。マレーシア人は、

    このような大きな骨を好みませんし調理法を知りません。

    この料理はシンガポールオリジナルで、どうやらマレーシアにこの骨の料理を提供するところは少なく、

    週末になるとこれを目当てにマレーシア人がたくさん来るそうです。

     

     

     

    メニューは英語表記ですが、この料理はSOUP TULANGと書いてあります。

     

     

     

    お店の看板には他の料理もいろいろあります。SOUP TULANGが一押しなのでしょうか。大きな扱いですね。

     

     

    ビーチロードのゴールデンマイルフードセンター(ホッカーセンター)にあります。

    Haji Kadir-M.Baharudeen

    Golden Mile Food Centre 505 Beach Road #B1-13-15

    Singapore 199583 (12.30pm to 1.30am)

     

     

    私の大好きなマトン料理ですが、シンガポールに来る日本の人には好き嫌いが分かれます。

    見た目で遠慮する人も多いようですが、食わず嫌いにならず、一度お試しになることをお勧めします。

     

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